自分の技量を把握する為に(その5)2020年05月07日 15:06


完成(?)したアプリケーション

使ってみました・・・・・・・・・・・・・・・・・
使いにくい。値を入れにくいです。

もう少し直感的に使えないか考えます。
また、バッテリーの持ちが悪いです。
出港して機走から帆走に移行、当方が落ち着いて使おうかと思ったら、ほとんど使わずじまいでバッテリー切れです。
艇内のバッテリーで充電しながら使うしかないようです。

面白くないですね。

何か手を考えます。

続く

2020セーリング(2回目)2020年05月09日 06:16

計画

2020年5月5日でゴールデンウィーク中にやるべき野良仕事(葱の畝上げ、田起こし)が終了し、連休最終日がポツンと空いてしまいました。
家内と相談し急遽乗艇する事にしました。
明日の気象状態を確認し、車に装備を詰め込んで早めに寝ます。翌朝03:00頃に出発したい。

起床

家内に起こされました。
03:30頃自宅を出発。06:00ころ到着。
艇に荷物を積み込み、お握りとカップラーメン、漬物で朝ご飯。時刻は06:15。
朝御飯

リーフライン確認と艤装

朝食を食べ終え、windyの予報通り無風の中、今日こそはメインセールを揚げ切るつもりでリーフラインの艤装を確認…と、大変なことが判明。
アウトホールが引かれていない(調整用ロープが繋がれていない)。シャックルのU字部分だけあってネジ部分が有りません。
アウトホール用シャックル

ネジ部分をどっかで見た気がするのですが覚えていません。
手持ちのロープで応急処置をする。
応急処置したアウトホール

テンションが掛けられることを確認し、メインセールを揚げ、 満点☆の海-2〇メンスル シングルラインリーフシステムへの改造を参考にリーフラインを艤装する。
同じシステムらしくラインを這わすだけで出来た。

解纜(カイラン)

07:00ごろ舫を解く。
他船の槍付けラインに乗り上げてしまいました。
プロペラを最小限に使い、ボートフックで交わしながら何とか港外へ出ていくことに成功しました。

帆走

メインを揚げます。
リーフラインの引っ掛かりが有りましたがそれを解消し、初めてメインをフルで揚げました。
揚がりきったメインセール

風は弱く、艇上で2m/s位。物足りなさを感じるが 前回の様になりたくないので強くならないことを願っていました。
リーチリボンが綺麗に流れている状態にすると、セールトップに裏風が入り、綺麗なセールカーブになりません。
かといって風下に落とすとリーチリボンが失速(風下側に巻き付く)するので加減が今一わかりません。
リーチリボンを綺麗に流すよりも、失速気味の方が艇速が早い様な気がするのですが、それが正しいかよく解りません。
また今回は風速2m/sで艇速2kn位で走っているのですが、これも早いのか遅いのか…よくわかりません。
カミングアバウト(タッキング)も、ぎりぎり風位を超える感じです。ちょっとでも遅いと回り切りません。
手放しで乗っていると風上側に向きたがります。ジブを開いていないからでしょうか?…よくわかりません。
後から考えると、オフセットされた船外機がある側に向きたがっていました。船外機が抵抗になっている可能性が有ります。
わからないことばかり。ゆっくりゆっくり解明していきましょう。

艇は、風下に流されながら走っている(リーウェイと言う)はずですが、風上側に進んでいるような感じがするのは当方だけですか?

折り返し

湾入り口あたりに着いたのが11:00、家の都合で14:00には係留地を出発したいので帰港を開始する。
午後から風が強くなる予報です。間に合わないようであれば機走で帰ります。
…と、キャビンで寝ていた家内が出てきた。酔った様です。
早く帰るため直ぐに帆走を止め機走としました。
メインセールを下し、5kn位で係留地を目指す。
途中、国営放送の人形劇のモデルとなった島があることに気が付き、撮影を行いました。
瓢箪島

帰港~帰宅

舫をとり時刻を見ると12:00頃。
手仕舞をしていると来訪者。決行 結構長時間話をしました。内容は別途記述予定です。
車に乗り込むと14:00頃。16:30ごろ自宅に到着。
道具を片付けます。
以前に艇から持ち出した物品を調べていると、シャックルのネジ部分がありました。
次回取り付けることとしましょう。
風呂に入り、夕食(と共にアルコール)を取って21:00には熟睡(爆睡)でした。

まとめ

急遽決まったセーリングでした。疲れましたが楽しかったです。今回は一番遠くまで出ました。
航跡20200506
次回に向けてですが…
  • アウトホールの艤装を完了する。
  • タブレットの電源系統の整備を考えます(次回までには完成しないけど…)
  • そろそろジブセールを開きたいですね。

今後

今わかっている用事は以下の通りですし、他にも飛び込みの用事が予想され、次回セーリングの目途が立っていません。
5/16野良仕事(代掻き)
5/17野良仕事(代掻き)
5/23小学校運動会
5/24野良仕事(田植え)
出来れば月末頃に行きたいな~
新型コロナウィルス禍真っ最中ですが、不特定の人との接触を極力避け、ウィルス拡散に寄与しないように配慮しながらセーリングは続けていきます。

2020.5.11 他エントリーへのリンク追加
2020.5.12 誤記訂正
2020.6.2 船外機の影響を追記

横山ファン2020年05月11日 12:00

前回のセーリングの手仕舞をしている最中、一人の来訪者が来て30分ほど話しをしました。
会話の一部は下記の通り

来訪者
こんにちは。この船の船名は造船所の名前と船長から付けたのですか?
筆者
こんにちは。前のオーナーが付けた船名をそのまま使用しています。意味は言われた通りと思います。
来訪者
若い頃「海で生き残る条件」を読んで洗脳された。しばらくヨットに乗っていたがやめてしまった。
筆者
俺と同じですね。俺も「海で生き残る条件」を読んで、この艇の設計者の考え方が好きになりました。
来訪者
この船は設計者の意図通りだが、造船所によっては異なる意図で製造される時があると設計者が言っていた。
筆者
それは初耳です。そうゆうこともあるんですね。
来訪者
この辺は春から夏にかけて急に吹く時があるので注意した方が良い。
筆者
この前、まさしくその通りの事がありました。>怖くなって即行でセール下ろして帰ってきました。
来訪者
リーフラインやレイジージャックが絡むこともある。慌てないことが一番。
筆者
筆者は未経験で乗っている。まだジブも開いていない。
来訪者
こちらも同じ未経験で始めた。ジブだけでも走れるよ。
筆者
ゆっくりゆっくり、楽しみます。
来訪者
ここは昔、浮き桟橋があった。また震災前はいろんな種類の船があった。
筆者
そうなんですか?浮桟橋は作って欲しいですね。
来訪者
とにかく安全に。頑張って!
筆者
了解です。有難うございます。

ここにも居ましたね。当方と同じ「横山ファン」が。嬉しくなりました。

この艇(ノラ21)を選んだ理由2020年05月13日 12:04

この艇(ノラ21)を選んだ理由

 ヨットに興味を持ち始めた頃、ACTUS R17と言うトレーラブルヨットに興味がありました。
 車で牽引する事ができマリーナに係留する必要が無い。砂浜等から出艇が可能なので行動範囲が広がる。船外機を付けなければ免許なしで乗れる。なんなら艪漕ぎでも良いと考えていました。

 また、ヨットの情報収集中に、青木ヨット株式会社さんの「海で生き残る条件」と言うコンテンツに出会いました。

 コンテンツに書かれている内容は「ヨットに乗りたい、でもヨットで死にたくない。何とかして陸まで帰ってきたい」と考えていた自分が、正しくやるべきことではないかと考えました(気象の予測、沈しない帆走方法等、出来るかどうかは別として…)。

 このコンテンツは「横山 晃」さんと言うヨットデザイナーが書かれたもの。この人が設計した船に乗りたくなりました。

 色々調べていると、横山さんはサバニ船型の船を設計しており、その設計図に従って製作された船がある。それは、フィバロー、Y14、Y15、ソーラー、シード、シーホース、レプトン21、ノラ26、そしてノラ21だった。

また、ACTUS R17は横山さんの御子息である「横山 一郎」さんが設計したのもでした。
 サバニ船型をWEB調べれば調べるほど、どんな船なのか興味が出てきて欲しくなり、他の船は眼中に入らなくなっていました。


 その中でACTUS R17が第一候補になりました。現在でも新艇が販売されており、中古も時々出ている。
 また、いざという時に船外機が無いのはやはり不安であったため、ディンギー(Y14、Y15、ソーラー、シード、シーホース等)は候補から外しました。

 しかし、船体(新艇)、ボートトレーラ、牽引用の車(中古)を含めるとどうしても300~400万円位の出費が必要となり、購入に踏み切れません。また、中古艇もなかなか出てこない。


 2017年当時、中古艇を探してWEBを彷徨っているとリップルタウンの中古艇市場にノラ21が三艇出品されていました。 北海道、静岡、千葉からの出品でした。

 北海道のノラ21は船内機でガフリグ、静岡のノラは2サイクル船外機で航行海域は限定沿海+沿岸。千葉のノラは4サイクル船外機+限定沿海。

 船内機は水漏れに対する配慮が必要だし、ガフリグがどんなものか解らない。航行海域だけを見れば静岡の艇に魅力を感じた。
但し、第一印象で千葉のノラが良いと感じた。理由は無い。写真しか見ていないが何故か千葉のノラに惹かれた。

 実際に現物を見てみると、思っていたより小さい。デッキは大人四人では窮屈である。キャビンの中も狭い感じがする。

でも、「もっと大きい船を本当に操船できるのか?何かあったら手に余すのではないか?」とも考えた。
その昔、50ccのオフロードバイクでレースをしていた時、たかが50ccでも挙動次第では一本背負いを掛けられた如く振り落とされた経験がある筆者としては21feetの船を「小さい」とは思えなかった。

 まずはこの21feetを自由自在に扱える技量を身に着けたいと思った。

 そして、千葉のノラ21を購入することにしました。
2020.5.14 ACTUSのURLをハイパーリンクに変更

拡大鏡2020年05月15日 12:05

老眼の影響が目立ってきた今日この頃、GPSの表示が見にくくなってきました。
ネットを漁っていると、RAM MOUNTSに装着できる拡大鏡(RAM-MAG-1U)を発見。
早速入手。効果の程は…
ランニング中の速度

 まぁまぁ…(微妙)ですね。
 太陽に向かって走るときはLCDを焼かないように気を付ける必要が有ります。

組付けたは良いが一つ懸念事項が…
「レンズを傷つけたくない…」
保護カバーを探すが適当なものが無く、自作しようと100均で素材を探す。

有りました(素材じゃないけど)。靴下。
厚手の生地の靴下を買い、被せてみると…(写真は後で)
OK,OK実用上、全く問題なし。
しばらくこれで行きます。