ヨットを訪れた人々: デッド・スロー・ゴー・アヘッド

陸送二日目、下架とマスト立てが終わった後、他の艤装をしている時、何人かがヨットに立ち寄った。

人1「ヨットはここに置くの？どこまで出るの？」
俺 「係留許可を貰っていますのでここに置きます。走る場所は湾内ですね。慣れてきたら隣の湾あたりまででしょうか？」
人1「そうか、気を付けて頑張ってね！」
俺 「ありがとうございます。」

人2「ヨットここに置くの？だったら○○さんに酒の一本でも持って挨拶に行った方が良い。そうすれば天気を見てくれて増し舫いが必要な場合等は連絡をくれるよ！あそこの××さんに頼めば、色々と修理の面倒を見てくれるので行ってみたらいい。△△に言われたと言えば、話が通る。」
俺 「情報ありがとうございます。後で行ってみます。」

人3「…」(岸壁で昼食をとっている我々の横を無言でニコリともせず、船体、キャビンの中を覗いて帰って行った)
俺 『何？この人、別に愛想笑いして欲しいわけじゃないけど、気分悪いな…』

人4「家族で釣りして、ヨットか…、道楽だね！」
俺 「ははは…^_^;;;」
　 『ヨットって道楽なのか…趣味とは言ってくれないのか…』

　興味を持って話しかけてくれる人、有益な情報を与えてくれる人、無言で見ていく人、皮肉(なのかな?)を言う人

　人それぞれでした。