風よけ作成(仕様検討)2022年03月09日 13:17

風よけ作成(仕様検討)

補機の整備時期
当艇は冬季間、(地元の業者の勧めもあり)季節風を避けるために船台に上架しています。
その為、メンテナンスは冬季に行うことが殆どです。
一年ほど前の話ですが
補機の整備(ドライブオイル交換)を行いました。
風が吹くとギアオイルが風に流されあちこちに飛びそうになりました。
自宅の敷地内ならまだしも、共有地をオイルで汚すわけにはいきません。
風上側に立ち、当方が風よけになりましたが、気温が低く風が強いときの外仕事は、正直きついです。

何かいい手立ては無いかと考えていました。
要求仕様
  • 補機のドレンボルト上方から、オイル処理箱底までを覆い風を遮れる事(長さは100cm位)。
  • 補機の下側をカバーできる大きさである事(直径は40cm位)
  • オイルで汚れても大丈夫な材質である事(これ大事)。
  • 不使用時は嵩張らない事(これも大事)。
  • なるべく軽量である事(これも大事)。
  • なるべく安価である事(これは凄く大事)
答え
送風ダクトの様な物を用意すれば良さそうです。
ネットを漁り、ホームセンター等を見て回りましたが、適当なものが有りません。
また、結構高い(数千円~1万数千円)です。

自作しか無さそうです。(´・ω・`)

風よけ作成(設計)2022年03月14日 08:40

風よけ作成(設計)

仕様がほぼ固まったので
無料のCADを使ってざっくり絵にしてみます。
風よけ全景

布を輪にしてピアノ線等で骨を作れば完成しそうです。
結合部拡大図

ピアノ線どうしも輪を作って止めます。

後は最上部に取付(ぶら下げ)用の紐か何かを付ければ良さそうです。

ピアノ線
直径40cmと言う事は円周は125.7cmになり、それに輪の分の余裕をみた長さが必要ですね。
余裕を10mmとすると125.7+10×2≒146cm×5本
約8mのピアノ線が必要です。
布も、横125.7cm、縦100cmにピアノ線を通す筒縫い分×5本分の余裕が必要です。
筒縫い部分を2.0cm(直径6mm強)とすると縦は110cm。
横は125.7cm(ほつれ止めをどうするか迷っています)。

風よけ作成(部材発注)2022年03月16日 12:24

風よけ作成(部材発注)

必要材料が決まったので
amazon.co.jpで発注です。
生地

さらり 良い 肌触り で 耐久性 作品 を ながく使える 綿 麻 コットン リネン 布地 生地 (d.白色4m)と
ピアノ線

大里 ピアノ線 0.4mmΦ×10m 1本入 (37-452)を発注しました。

取付(ぶら下げ)用の紐は後日発注です。

風よけ作成(裁断と縫製)2022年03月24日 18:41

風よけ作成(裁断と縫製)

布とピアノ線が届いたので
設計通りに布地を裁断します。
最外周を縫い、ほつれ止めをします。
生地を折り、折り目から1cm位の位置を縫ってパイプ状にします。
生地の両端、半分、四分の位置の位置でそれぞれパイプを作ります。
縫製済みの生地

縫った結果が上記写真。
初めてミシンを扱ったので、仕上がりはこんなもんでしょう。

次は骨ですね。

風よけ作成(骨作成)2022年03月28日 12:00

風よけ作成(骨作成)

届いたピアノ線を
予め決めた長さに切り。
両端に輪を作れば終わりなのですが........
0.4mmのピアノ線では
強度が足りず形を維持できません。
見積もりの甘さが出ています。
ピアノ線を探せ
と、ホームセンター等を漁りましたが有りません。
銅線、アルミ線、SUS線等は有りますが、ピアノ線は見当たりません。
形を保持するのに弾性が有った方が良いと思ったのでピアノ線が欲しいのです。
やっぱりamazon
で発注する事にしました(探せば他にも有ると思いますが急いでいたので)。
今度は1.0mm………………大丈夫だと思います。
2~3日後
再度購入したピアノ線

ピアノ線が届いたので......本ページの最初に戻ると...............無限ループになるので戻りません。
届いたピアノ線を
予め決めた長さに切り。
両端に輪を作りました。
ピアノ線の端末処理

生地のパイプ部分に
ピアノ線を通せば出来上がる(はずです)。