補機の発電機化(その11)2020年09月02日 12:01

補機の発電機化(その11)

慌て者
本来は、本記事に補機の発電機化(その10)が含まれる予定でした。
怪我をしたことで慌てて投稿してしまいました。
設計(と言えるかな?)
元々220x190[mm]の配電パネルを300x190[mm]に広げます。
何故300x190[mm]かと言うと、ホームセンター等で300x300[mm]のサイズで売られている事と、横寸法を広げすぎると取り付け強度に影響が出そうと考えたからです。
板購入
ホームセンターで300x300x5[mm]の合板を購入し、300x190[mm]と300x30[mm]のサイズに切断してもらいました。
購入した板

300x30[mm]の板は蝶番を取り付けるときの補強に使います。
完成イメージは写真の感じ
重ね合わせた板

接着
狭い板には全面に、広い板には端に接着剤を塗布します。
接着剤を塗布した板

狭い板を広い板の奥に縦、手前に倒す様にして接着剤を広げます(このやり方は今一かも、広い板も接着面全体に塗り広げた方が良い)。
その後、Cクランプで位置を固定します。

Cクランプで固定した板

クランプを締めていくと、余分な接着剤が出てくるので、硬化する前に濡れ雑巾で拭き取ります。

接着剤のはみ出し

穴開け
…と、ここまで作業を行い、硬化待ちの時間を使って穴開け作業を行った結果が補機の発電機化(その10)です。

血が止まって、ある程度傷がふさがるまで作業が出来ないので完全硬化間違いなしです(とほほ)。

ジブセール展開不良対策(その5)2020年09月05日 16:35

ジブセール展開不良対策(その5)

商品到着
続々と商品が到着し、必要な装備はほぼ揃いました。

ロープ

ぶら下がるロープです。

ハーネス

体を預けるハーネス

登高器下降器カラビナ他

金具類と足や首にかけるテープ類です。
練習(出来るのか??)
いきなり艇に行って昇れる自信はありません。
何処かで練習が必要ですが、しばらくお預けです。

なぜか…
補機の発電機化(その10)で負傷した指の傷が開かなくなるまで待機です。
台風の季節なので、出来ればジブセールを下ろしてしまいたいのですが…

こちらも「とほほ」です。

指の状態2020年09月14日 12:01

指の状態

包帯取れました。

補機の発電機化(その10) で負傷した指ですが。
縫合ではなくテープで止める治療でした。

治療後の指

止血が確認されたのちは、消毒とガーゼの交換を繰り返しました。
治療の甲斐あって、化膿することもなく無事包帯が取れました。

包帯が取れた指

若干違和感が残っていますがこんなものでしょう。
滞っている作業諸々を再開していきましょう。

ジブセール展開不良対策(その6)2020年09月16日 08:20

ジブセール展開不良対策(その6)

練習

装備が到着し、指も傷が塞がったので、マスト登りの練習をしました。

器具の動作と役割
今回、当方が使った器具の動作と役割は以下の通りです。
尚、MALU SAILINGさんのヨットのマストに安全に登る方法を参考に器具を揃えました。
有用な情報を開示しているMALU SAILINGさんに感謝いたします。
ロープ
  • 説明不要ですね。上り下りの為と、落下防止の二本を使用します。
  • ハーネス
  • 体を支える器具。腰だけでなく背中と肩もサポートする奴を使います。
  • アッセンダー
  • 登高器:ロープの一方向には滑るが逆側には滑らないように工夫された器具
  • ディッセンダー(以後「下降器」と省略)
  • 速度を調節しながら下降できる器具
  • フォールアレスター(以後「落下防止器」と省略)
  • 通常時は作業者に追従するが、作業者が落下した場合にはその場にとどまる様に工夫された器具。
  • チェストアッセンダー(以後「チェスト」と省略)
  • 胸部登高器:ハーネスの胸のあたりに装備するアッセンダー。通常これで体を支える。
  • ハンドアッセンダー(以後「ハンド」と省略)
  • 手部登高器:ハーネスとは別にロープに取り付けるアッセンダー。後述するフットテープと共に体を持ち上げる際に使用する。
  • フットテープ
  • 足を掛けるテープで、ハンドアッセンダーに取付け、腕と足の力で体を持ち上げます。
  • 方法
    やり方は以下の通り。
    番号内容
    1練習用ロープを準備します。
    2ハーネスを装着します。
    3チェストと略す)をハーネスに取り付けます。
    4下降器をハーネス横に取り付けます。
    5落下防止器を補助ロープに取り付けます。
    6落下防止器をハーネスに取り付けます。
    7落下防止器の動作確認を行います。
    8ハンドをロープに取り付けます。
    9チェストをロープに取り付けます。
    10ハーネスに体を預け、ロープにぶら下がります。
    11フットテープに足を通します。
    12チェストでぶら下がりながらハンドを上にずらします。
    13ハンドとフットテープを使用して体を持ち上げます。
    14チェスト下側ロープを引いて、ハンドとチェストの間にあるロープの弛みを取ります。
    15これを繰り返して昇っていきます。
    16チェストの下側のロープに下降器を通し、ハーネスに取り付けます。
    17フットテープにで立ち上がり、チェスト上側ロープにかかる力を抜きます。
    18チェストを外します。
    19下降器をロープに固定して足の力を抜き、下降器でぶら下がります。
    20ハンドを外してハーネスに固定します。
    21下降器を使って降ります。

    結果
    上の表中、1~15まではそれほど苦も無く出来ました(最初14の動作をせず「何故登れない?!」と焦ったのは内緒です)。
    問題は16以降です。
    特に17。フットロープだけで体を支えられません。
    体がふらつき、18のチェストを外すことができません。
    事務職で日頃運動もしていない当方は、この日は汗だくになりながら2回トライして2回とも出来ず、疲れてしまい中断しました。
    しかも翌日筋肉痛(情けない)
    今後
    登れても降れないと話になりません。
    フットテープやハーネスの調整が悪い?
    方法が間違っている?
    要領が悪い?
    そもそも体力が無い??

    ………………練習あるのみ????

    ジブセール展開不良対策(その7)2020年09月17日 12:02

    ジブセール展開不良対策(その7)

    イメージトレーニング

    暇を見つけては「どうすれば下降器を取り付けられるのか?」と悩んでいました。
    ジブセール展開不良対策(その6)の表と動作を繰り返しイメージしていると…
    「・・・こうやって・・・、ああやって・・・?!?!」

    閃き?
    「ひょっとして、やりたい事とやった事が違う?!?!」
    と閃きました。

    やりたい事とやった事をまとめると下表になります。
    器具の名称は全て省略しています。

    >
    番号やりたい内容やった内容
    省略
    15これを繰り返して昇っていきます。これを繰り返して昇っていきます。
    16 下降器をハーネス中央に取付け、
    チェストの下側のロープに通します。
    フットテープにで立ち上がり、
    チェスト上側ロープにかかる力を抜きます。
    17フットテープにで立ち上がり、
    チェスト上側ロープにかかる力を抜きます。
    下降器をハーネス中央に取付け、
    チェストの下側のロープに通します。
    18チェストを外します。チェストを外します。
    省略

    要は「立ち上がってから器具を装着する」と「器具を装着してから立ち上がる」の違いです。
    これが正解なら体力的に楽になるはずです。

    週末、試してみます!