ジブセール展開不良対策(その6)2020年09月16日 08:20

ジブセール展開不良対策(その6)

練習

装備が到着し、指も傷が塞がったので、マスト登りの練習をしました。

器具の動作と役割
今回、当方が使った器具の動作と役割は以下の通りです。
尚、MALU SAILINGさんのヨットのマストに安全に登る方法を参考に器具を揃えました。
有用な情報を開示しているMALU SAILINGさんに感謝いたします。
ロープ
  • 説明不要ですね。上り下りの為と、落下防止の二本を使用します。
  • ハーネス
  • 体を支える器具。腰だけでなく背中と肩もサポートする奴を使います。
  • アッセンダー
  • 登高器:ロープの一方向には滑るが逆側には滑らないように工夫された器具
  • ディッセンダー(以後「下降器」と省略)
  • 速度を調節しながら下降できる器具
  • フォールアレスター(以後「落下防止器」と省略)
  • 通常時は作業者に追従するが、作業者が落下した場合にはその場にとどまる様に工夫された器具。
  • チェストアッセンダー(以後「チェスト」と省略)
  • 胸部登高器:ハーネスの胸のあたりに装備するアッセンダー。通常これで体を支える。
  • ハンドアッセンダー(以後「ハンド」と省略)
  • 手部登高器:ハーネスとは別にロープに取り付けるアッセンダー。後述するフットテープと共に体を持ち上げる際に使用する。
  • フットテープ
  • 足を掛けるテープで、ハンドアッセンダーに取付け、腕と足の力で体を持ち上げます。
  • 方法
    やり方は以下の通り。
    番号内容
    1練習用ロープを準備します。
    2ハーネスを装着します。
    3チェストと略す)をハーネスに取り付けます。
    4下降器をハーネス横に取り付けます。
    5落下防止器を補助ロープに取り付けます。
    6落下防止器をハーネスに取り付けます。
    7落下防止器の動作確認を行います。
    8ハンドをロープに取り付けます。
    9チェストをロープに取り付けます。
    10ハーネスに体を預け、ロープにぶら下がります。
    11フットテープに足を通します。
    12チェストでぶら下がりながらハンドを上にずらします。
    13ハンドとフットテープを使用して体を持ち上げます。
    14チェスト下側ロープを引いて、ハンドとチェストの間にあるロープの弛みを取ります。
    15これを繰り返して昇っていきます。
    16チェストの下側のロープに下降器を通し、ハーネスに取り付けます。
    17フットテープにで立ち上がり、チェスト上側ロープにかかる力を抜きます。
    18チェストを外します。
    19下降器をロープに固定して足の力を抜き、下降器でぶら下がります。
    20ハンドを外してハーネスに固定します。
    21下降器を使って降ります。

    結果
    上の表中、1~15まではそれほど苦も無く出来ました(最初14の動作をせず「何故登れない?!」と焦ったのは内緒です)。
    問題は16以降です。
    特に17。フットロープだけで体を支えられません。
    体がふらつき、18のチェストを外すことができません。
    事務職で日頃運動もしていない当方は、この日は汗だくになりながら2回トライして2回とも出来ず、疲れてしまい中断しました。
    しかも翌日筋肉痛(情けない)
    今後
    登れても降れないと話になりません。
    フットテープやハーネスの調整が悪い?
    方法が間違っている?
    要領が悪い?
    そもそも体力が無い??

    ………………練習あるのみ????

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