グースネックの修理(その2) ― 2023年05月31日 12:16
艇に赴いて
グースネック取付部の確認を行います。ご注意
この作業はマスト倒し中に….の前に行ったので、まだマストは立っています。
ブイ | 写真 | 備考 |
---|---|---|
取付穴 (マスト側) | ネジが切られていない、 所謂「バカ穴」 直径は6mm弱 | |
グースネック 取付部 | ネジ等で擦った後がない。 思いの他、両端に空きが少ない。 |
物は確認できましたが....
さぁ、どう修理しましょうか......グースネックの修理(その1) ― 2023年05月27日 06:51
セーリングの改良点を探しながら....
撮影済みの動画を見ていました。ふと画面に違和感を感じたのです。
大変な事に気付きました。
下記に示す写真をご覧ください(動画から切り抜きました)。
ホイスト前 | ホイスト後 |
---|---|
お解り頂けたでしょうか?
グースネックが固定されていません。最初、何が起きているのか理解できませんでした。
何度も何度も動画を見直し確認しました。
やっぱりグースネックが固定されていません。
固定用と思しき穴もマストに確認できました。
だから.....
幾らメインハリヤードを引いてもメインセールのラフに皺が出来ないので、不思議には思っていました。テンションを掛けれない状態だった事になります。
目一杯、ハリヤードを引いていたのは無駄だったのか.......ToT;;;
なんか、ショックです。
またまた
メンテナンス作業の開始です。船体の整備(クリートの交換:その4) ― 2021年02月25日 12:06
船体の整備(クリートの交換:その4)
取り外し
今ついているクリートの螺子を緩めます。シーラント(止水用)がついているので外し難いですが頑張って外します。
穴あけ
もともと有った穴を使ってクリートを仮止めし、取り付け穴を開けます。取付
あけた穴から水が入ってくるのはまずいので、止水処理をしますクリートの裏側にシーラントを塗ります。
クリートに螺子を入れ、穴にあわせて螺子を挿入します。
裏からあて板を付け座金と螺子で固定します。
完成
クリートと艇体からシーラントがはみ出していますが大丈夫だと思います。これで踏んでも問題なくなりました。
船体をもう少し綺麗にしたいところです。
一方が短いスプリング ― 2021年02月22日 08:11
一方が短いパウルスプリング
ウィンチのメンテナンス中
パウルスプリングが取れない奴がいました。通常はドラム側とパウル側の両方からスプリングの足が見えるのですが…
ドラム側のスプリングの足が見えないのでスプリングを縮める事が出来ません。
仕方がないので見えている足をラジオペンチで「無理矢理」引っ張って分解しました。
分解したスプリングを見ると片方だけ足が短い…(下写真、左側2個)
無理矢理引っ張って外したのでスプリングが変形しています。(もっと変形していました。少し形を整えて撮影しています。)
これが正規の形なのか、何かの原因で一方が短くなったのかはわかりません(WEBで探してみると一方だけ短いパウルスプリングはなさそうです)。
交換部品は無い
予想外でしたので、交換部品は用意していません。同じ部品を組み込むしかありません。元通り組み込むと、次のメンテナンスの時も同じ目に合うので、長い方の足をパウル側になるよう組み込みます(写真撮り忘れた…)。
メンテナンス放棄?
この一方だけ短いパウルスプリングが組み込まれたウィンチは、特に汚れが酷かったです。パウルにもグリスがこびり付いていました。
恐らくですが、パウルが外せなくてメンテナンスを放棄していたのかもしれません。
当方も無傷での分解を試みましたが出来ませんでした。
スプリングを無理やり曲げて取り外し、形だけを元通りにして組付けましたが、スプリングが何時折れるか解りません。
予備部品を用意する事を検討しなければなりません…とほほ…です。
ウィンチのメンテナンス ― 2021年02月16日 12:17
ウィンチのメンテナンス
特に不具合は無いけど
今まで行っていないですし、構造の理解深める意味も含めてウィンチのメンテナンスを行いました。装備されているウィンチ
当艇に装備されているウィンチはLEWMAR製サイズ6 Single speedです。>
手順
番号 | 写真 | 内容 |
---|---|---|
1 | 分解前のウィンチです。 | |
2 | サークリップを外します。 | |
3 | トッププレートを外します(写真を撮り忘れたため清掃後の写真です。)。 | |
4 | ゆっくり持ち上げます。 | |
5 | トレイに置きます。当方が購入してから3年ほど整備していないためか、汚れが目立ちます。 | |
6 | ドラムにウェスを被せてパウルスプリングをラジオペンチ等で縮めてパウルを抜きます。 | |
7 | 抜き取ったパウルとパウルスプリングです。シングルスピードのウィンチなので、WEBで見るDouble speedのウィンチに有るような歯車は無く、構造はこれ以上無いくらい単純だと思います。 | |
8 | ベースはパーツクリーナを吹きかけながらウェスで汚れを取ります。パーツクリーナーが渇いた後に刷毛等で薄くグリスを塗布します。 | |
9 | 清掃前のパウル。グリスが固化しており指の爪で擦ると形を保ったまま取れてきます。確かパウルにはグリス塗っちゃダメだったような… | |
10 | パーツクリーナーを吹きかけてワイヤーブラシ(真鍮)で磨くとこうなります(付け置き洗いの方が良いのかな??)。 | |
11 | ドラムにパウルを組み込んで。パウルオイルを一滴垂らします。 | |
12 | 分解の逆の手順で組付けていきます。 | |
13 | ||
14 |
メンテナンス後
小さいトラブル(後日投稿予定)がありましたが、無事メンテナンスできました。WEB等では「音が軽やかになった」や「スムーズに動くようになった」等々の記事が有ります。
当方のウィンチは……………殆ど変化はありませんでした。
……と言うことは、今までもきちんと動作していたという事です。
達成感や感動は若干物足りませんが満足です。
幸運でした
一日で5台のウィンチをメンテナンスしたんですけれど、2時間くらいで終わりました。最初の一個目の分解の時にパウルスプリングを、最後のウィンチを組み立てる時にパウルとパウルスプリングを「飛ばして」しまいました。それを探すのも含めて2時間くらいで、それほど時間は掛かる感じはしません。冷や汗をかきながら探したのですけれ度、1回目はコックピット内に、2回目はメインセールカバーに落ちていました。
神様、仏様、守護霊に感謝したことは言うまでもありません。
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