2022セーリング(2回目)2022年07月25日 17:01

2022セーリング(2回目)

突然ですがセーリングが出来ました。
前振りは省略して
午前1時30分
起床。
着替えをし、妻の準備を待ちます。
午前2時
妻の準備も終わり、車に乗り込み出発です。
途中、交差点右折後、反対車線を走行しそうになったり、日本鹿と衝突しそうになりながら係留地へと向かいます。
午前4時10分
コンビニエンス・ストアで、朝食、おやつ、飲料等を買い込み、朝食を済ませます。
午前5時00分
係留地へ到着。雨は無し、でも前日の雨の影響か、地面がかなり濡れています。
艇を引寄せ、荷物を積込み、当方も乗り込み出港準備.......なのですが、便意が有り、荷物を積み込んだ後、コンビニへ向かいます。
コンビニから戻り、当方も乗り込み出港準備です。
  1. GPS等に電池を入れ船に取り付けます。
  2. 補機(船外機)を降ろしていないことに気が付き下ろします。(今日は何か自分の行動が変です)。
  3. 補機を始動し暖機します....が、事情が有り補機を停止します。
  4. 再度、補機の始動を試みますが、プラグが濡れたのか始動しません。
  5. チョークを開き、スロットルを開け気味にして何度も始動ロープを引いて.....始動しました(すでに汗を書いています)。
  6. 艤装を行い帆走の準備をします。
午前6時32分
いろいろ有って、準備に時間がかかってしまいました。準備が整ったことを確認して解纜(かいらん)。
後進最微速(DeadSlowGoAstern)!!

舵取りは前回と同じでオートパイロット(ST1000)にお願いです。

午前6時50分頃
港を出て、ある程度広い場所に出たのでセールを揚げますが、今回もべた凪。
艇速は、0.0~0.2kn

ふと、リーフラインの艤装をしていないことに気が付きます。
風が強くなったら迷わずセールを降ろす事にします。

午前7時20分頃
海面にさざ波が出てきました。 風のある領域に到着しました。
風向は進路に対して上り。つまりクローズホールドでカミングアバウトしながら風上への帆走となります。
徐々にですが風が強まっています。最終的には風力2位になりました。
少しずつ艇速が上がり始めます。

今回もカミングアバウトでは難儀しました。
前回の経験を踏まえ、ジブセールに裏風が完全に入るまで待ってからジブを返すのですが、風位を超えるのに難儀しました。

午前9時7分頃
今回は強めにメインセールシートを引き、更にブームバングも引いて走っています(初めてブームバングを引きました)。
メインセールのリーチを意識して閉めます。
いつもより、風が弱いにも関わらず、高い艇速が出ている感じがします。

写真を撮りました。

下方から後方から
セールシェイプ(下方から撮影)
セールシェイプ(後方から撮影)
2021セーリング(3回目)の時より良いのではないでしょうか。
午前10時頃
昼頃に帰港する予定だと、残り2時間となりました。
海上は霧が出ており、常に周りをワッチする必要があります。
海霧の中

でも、相手がパワーボートの場合は楽で、姿を表す前にエンジン音がしてきます。
しかし油断大敵です。いつもよりより慎重に走ります。
霧が濃い部分と晴れている部分がまだらにあり、霧が晴れるとほっとします。
海霧が掛かる大槌湾

進路を反転し係留地を目指します。
進むにつれて艇速が上がります(後でデータを見直すと最高4.7knでした)。
周りを見ると、所々白波が.....身体が緊張してきました。
午前11時頃
ジブセールを仕舞おうとファーリングロープを引こうと準備をしていると、ファーラーのドラムに巻かれているはずの、ロープの一部が緩んでいます。
嫌な予感を感じながらファーリングロープを引くと......予想通りドラムに絡まりました。
絡みを取るために艇を風に立てようとしますが、かなり補機を使わないと立てることが出来ません。
補機を使うと絡みを取っているうちに何処かにぶつかりそうです。
補機を使わないくても風に押されて風下(海岸)流されそうです。
少しでも流される速度を下げるために、メインセールを降ろします。

「ジャックラインにテザーを掛け、船首に移動しロープの絡みを取り、コックピットに戻ります。」
と、字で書くのは簡単ですが、緊張しながらのドキドキ作業でした。
何とかジブセールを収納し、安堵して機走を開始します。

係留地に近づくと霧が晴れ.....海岸には海水浴客で一杯!!

午前11時25分頃

可能な限り艇を遅くして係留場所に近づきます。
午前11時32分、舫を取ります。
とも(船尾)側を固定し、おもて(船首)も固定します。
今回も無事、帰ってくることが出来ました。
八百万の神様、ご先祖様、その他すべてに感謝し、車で待機してた妻と、先ほどのジブセールの話を話そうとしていると.... 突然カップル(アベック?)が近づいて着て....

カップル(男)
沖の霧はどうでした?まだ有りましたか?
当方
まだ出てましたよ!(何の用事だ??)
カップル(男)
(身分証を見せながら)海上保安庁です。立ち入り検査を行います。免許類を見せてください。
当方
(げげげ!臨検?)了解です。
カップル(女)
(妻に)奥様ですか?
そうです。
当方
(船舶免許証、2海特無線従事者免許証、船検証、船舶局免許状をまとめて)どうぞ
海保(男)
受け取りました。
海保(男)
(書類を女性に渡して)どれ位の頻度で出ていますか?毎週?
当方
1~2か月に1回位です。前回は6月中旬です。
海保(男)
そうですが、あんまり動いてなさそうでしたもんね。
当方
はあ(知ってるなら聞かないで欲しいな!)
海保(男)
免許は大丈夫そうですね。救命浮環と発煙紅炎を見せてください。
海保(女)
免許類の写真を撮っても良いですか?
当方
(写真は)良いですよ!(拒否したら揉めそうだ!)
当方
(艇内から救命浮環と発煙紅炎を出して渡そうとする)
海保(男)
大丈夫です。見せてもらえたので。
海保(男)
連絡網を作りたいので電話番号を教えてください。
当方
どちらの番号が良いですか?
海保(男)
携帯電話の番号を教えてください。
当方
090-XXXX-YYYYです。
海保(男)
これで終わりです。問題ありません。
当方
(会釈する)
初めての臨検体験でしたが何とかなりました。
喉が乾いたので、妻に飲み物を買ってきてもらいました。

補機の冷機、帆走用具の解装、航海用具の解装を行います。
荷物を整理し、バッグにまとめます。

荷物を陸に上げ、施錠を確認し、上陸。
艇を陸から離し着替えを済ませ係留地を後にします。

午後13時頃
係留地を離れ、現地で昼食を取り、(陸上の)帰路に就きます。
睡魔に負けないように、休憩を交えながら(陸上の)復路を進みます。
午後4時40分、無事自宅に到着しました。

荷物を車から降ろし、収集したデータ/写真/動画の取り込み、使用した電池の充電をします。
風呂に入り、夕食と共にビールを二本。
動画の取り込み中ですが我慢できず、午後9時には熟睡。

まとめ
20220724の航跡

今回は、前回に続いて良いセーリングだったと思います。
  • かなりの時間クローズホールドで帆走出来たこと。それなりの艇速が出たこと。
  • セールのリーチを閉じることが出来たこと。
  • ブームバングを使ってみたこと。
  • ジブファーラーのトラブルをシングルで解決出来たこと。
  • 一番遠くまで走ることが出来た事。
  • 臨検を無事通過したこと。
ただし、トラブルも有りました。
係留地に向かう際の道路間違い、出港準備手順の間違い、艤装の間違い。
これは、『今日、臨検があるよ!』の虫の知らせでしょうか??
一番のトラブルは、ジブセールが収納できなくなったことです。
ジブセールを引き出す際、力任せに出したのでドラムが回りすぎ、ロープが緩んだと思われます。
次回からは、ファーリングロープにもテンションを掛けながら引き出そうと思います。
おまけ
現在、2022セーリング1回目に撮影した動画を編集中です。頑張って編集していますが公開時期は未定です。
気長にお待ちください。

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