2021セーリング(2回目) ― 2021年07月13日 19:43
2021セーリング(2回目)
2021年7月11日 2時00分頃
目覚ましに起こされ起床します。着替えをし、出航までの足掻き(~2021/7/11)を投稿します。
2021年7月11日 2時20分頃
車に乗って出発です。途中
2021年7月11日 5時頃
完全に日の出の時間を過ぎてしましました。早速、艇を岸壁に曳きますが曳けません。
どうやら、舫綱に昆布や貝が付着してロープの滑りが悪くなっているようです。
途方に暮れていると、隣に係留しているA丸さんの船長一行が到着。
挨拶を交わして現状を説明すると「こちらの準備が出来たらみてみます」との事。
A丸さんは、当艇の艫にゆっくり近づきながら舫綱をボートフックで扱いて付着物をとっています。
それを見ながら『これからは、気が付いたら直ぐに取ろう。あちこちに迷惑をかける。』と思いました。
2021年7月11日 5時50分頃
A丸さんから「これで少し動かしてみて下さい!」とのお言葉。舫を引っ張ると近づいてきます。「OKです!ありがとうございました。」とお礼を言い、乗艇準備を開始します。 艇に乗り込み、出港準備を行います。同行の妻は所々に残っている貝と海草を取り除きます。
2021年7月11日 6時00分頃
出港準備が整いました。妻もとれる範囲での除去作業は終わっています。
でも、まだ後方の舫綱に少々残っている感じです。
二人とも「今のうちにとっておこう。」と思っていたので、舫を手繰りながら後方に艇を移動させ残っている付着物を落とします。
2021年7月11日 6時20分頃
付着物を取り終えたので補機を後進に入れ、出港。海上は濃霧包まれている。いつもと雰囲気が違うのでビビりながら出港。怖くてスピードを上げられない。

2021年7月11日 6時40分頃
メインセールを上げる。途中、リーフラインを通し忘れていることが判明。
万が一、天候が荒れ始めたら、リーフではなくセールを下すしかありません。
何より確認不足です。
ジブセールも出し、帆走開始です。
風が弱く、艇速が1.5~2.5kn位しか出ません。
そのせいか、カミングアバウト(タッキング)も旨く出来ません。
裏風が入ったと思ってジブセールを返しても、返したジブセールにまた裏風が入って風位を超えられません。
ジブセールを返すタイミングが早いのか、風がシフトした結果なのかわからず仕舞でした。
、 カミングアバウトを機帆走で行うこともしばしば(情けないことです)。
2021年7月11日 8時頃
メインセールを下から撮影してみました。よく「トップバテンをブームと平行に」と言われますが、そうなっているのでしょうか??
2021年7月11日 9時頃
若干、霧が晴れてきたようです。
2021年7月11日 10時00分頃
ゆっくりゆっくり沖へ向かっている最中、妻がキャビンから出てきてデッキに座ろうとしました。 その時、足を滑らしキャプテンシートの角に腰を強打してしまいました。妻曰く「動けない。立ち上がれない」との事。
艇を反転し、メインセールを下しジブセールも巻取りします。
妻は尋常じゃない痛がり方。救急車の手配も頭の隅に考えていました。
機走で港に向かいます。
2021年7月11日 10時15分頃
「ブゥーーーーーーーウン…………」 突然補機が停止しました。『??何で??燃料は余裕あるはずだ??』
燃料タンクを確認しますが8割以上の残量があります。
燃料ポンプを握ると燃料が来ている感触があります。
一瞬『怪我人と一緒に漂流か?』と思いながらスターターを引くと始動しました。
座る位置が悪く、燃料ホースを潰していた感じです。
座る位置を変えた後は、補機が停止しなかったので、原因はパイプで間違いなさそうです。
2021年7月11日 10時45頃
3時間半の帆走を45分程度の機走で帰り、艇を舫います。時刻は干潮に重なり岸壁はかなり上のほうです。
妻は気力を振り絞って岸壁に登り車で待機します。
救急車の手配は取り敢えず止め、自宅付近で病院を探すことにしました。
2021年7月11日 11時20頃
朝、お世話になったA丸さん一行が帰ってきました。話をしている中で、「湾内は風は無いけど外に出ると南風が吹いていた」との事。
練習の為には湾内は機走で通過し、湾外で練習した方が良いのかもしれません。
2021年7月11日 11時30頃
途中カメラのケースが見つからず戸惑いましたがバッグに入っていました。手仕舞いを行い艇を降ります。
いつもは使わない高速道路の有料区間を使って最短時間で帰ります。
休日当番医を調べてそこに行きますが、湿布と痛み止め位しか出せないとの事で、救急受け入れ病院へ、そこでは内科医しか居ないとのこと。
病院で紹介された病院に連絡して受診。
途中、車椅子を使わないと移動出来ない状態となりましたが、医師の診断は「何とか歩ける状態なので骨折は無い。痛み止めを出します」と、『最初に行った病院と同じだ!』と内心思いましたが後の祭りで帰ることとしました。
2021年7月11日 16時30分頃
何とか家に着きました。妻は時間はかかりますが歩くことができ、自宅の寝室で安静。
当方も早めの夕食をとって……爆睡でした。
まとめ
前半は、全体的に風が弱く平穏なセーリングでした。ただし、艤装漏れがあり、満足できる内容とはとても言えません。
今回は結果オーライですが、場合によっては危ない状態になる可能性がありあました。
後半はばたばたでした。
後日の検査では、骨折/内臓破損はなさそうとの事で、胸を撫で下ろしています。
しかし、かなりの打撲だったようで、火曜日の時点でトイレ以外動けません。
早い回復を祈っております。
また、湾内は微風でも湾外はそれなりに吹いていたとの事。
少しづつ湾外へ出ることも頭に入れる必要が有りそうです(怖いけど)。
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