特定船舶局免許取得(その1) ― 2021年07月07日 12:44
2海特の取得(その17) ― 2021年07月09日 16:59
2海特の取得(終わり) ― 2021年07月10日 10:41
2海特の取得(終わり)
家に帰り
封筒を開封すると…無線従事者免許が入っていました。
四半世紀前に取得した4アマの従事者免許はラミネートされたものでした。
隔世の感がありますね。
何はともあれ
免許は取得しました。従事者免許は永久免許なので、法律違反さえしなければ失効することはありません。
あとは、局免許です。
出航までの足掻き(~2021/7/11) ― 2021年07月11日 02:11
出航までの足掻き(~2021/7/11)
6月いっぱいまでは
のれませんで書いたように全く行けませんでした。2021年6月29日
- 当方
- 7月の(長女の)部活予定は出てないの?
- 妻
- 出てない。解らない。
- 当方
- むむむ、予定が立てられないな!
Windyで週末の予報を見ると天気は今一だが風は許容範囲内な感じ。
2021年6月30日
- 妻
- 3日は部活有り。4日は無し。
- 当方
- OK!4日は行く方向で進めよう!
- 妻
- 4日は雨の予報。止めたら?
- 当方
- 風が強いのは怖いが。少しの雨は我慢できる。行くよ!
- 妻
- (呆れ顔)
2021年7月2日
- 妻
- 4日は草刈りか水路掃除があるって言ってたよ!
- 当方
- ??そんなのあったっけ?
- 母
- 4日は7月第1日曜だろ。毎年恒例の刈払いがある。
- 当方
- げげげ!ショックだ!
- 父
- 6時からA地区、8時からB地区の水路周りの刈払いだ!
- 当方
- (しょぼーーーーーん)
2021年7月3日
- 妻
- 10日は部活有り。11日はとりあえず予定なし
- 当方
- 11日に行く予定にしよう。予定が入らなければ良いな。
2021年7月3日~9日
毎朝晩Windyを使って気象条件を確認。天候は、概ね曇り~晴。
気温は、19~24度
風は1~2m/s、瞬間最大値は4~7m/s位。概ね南寄り
出航できそうですね。
2021年7月10日 8時
幸いにも飛び入りの予定は入りませんでした気象を確認すると、これまでより風が強まる予報。
平均3m/sで、瞬間最大が7~10m/sか…ちょっと怖いかも……??
…あっ!…Windyの風速の単位設定が間違ってる。
ktの値をm/sのつもりで読んでいました。
気象条件は悪くなさそうです。
2021年7月10日 17時
最後の気象確認…午後に少し吹きそうです。セーリング翌日は出勤です。
心持、早めに帰港しましょうか。
2021年7月10日 20時
明日に向けて早めの就寝です。2021セーリング(2回目) ― 2021年07月13日 19:43
2021セーリング(2回目)
2021年7月11日 2時00分頃
目覚ましに起こされ起床します。着替えをし、出航までの足掻き(~2021/7/11)を投稿します。
2021年7月11日 2時20分頃
車に乗って出発です。途中
2021年7月11日 5時頃
完全に日の出の時間を過ぎてしましました。早速、艇を岸壁に曳きますが曳けません。
どうやら、舫綱に昆布や貝が付着してロープの滑りが悪くなっているようです。
途方に暮れていると、隣に係留しているA丸さんの船長一行が到着。
挨拶を交わして現状を説明すると「こちらの準備が出来たらみてみます」との事。
A丸さんは、当艇の艫にゆっくり近づきながら舫綱をボートフックで扱いて付着物をとっています。
それを見ながら『これからは、気が付いたら直ぐに取ろう。あちこちに迷惑をかける。』と思いました。
2021年7月11日 5時50分頃
A丸さんから「これで少し動かしてみて下さい!」とのお言葉。舫を引っ張ると近づいてきます。「OKです!ありがとうございました。」とお礼を言い、乗艇準備を開始します。 艇に乗り込み、出港準備を行います。同行の妻は所々に残っている貝と海草を取り除きます。
2021年7月11日 6時00分頃
出港準備が整いました。妻もとれる範囲での除去作業は終わっています。
でも、まだ後方の舫綱に少々残っている感じです。
二人とも「今のうちにとっておこう。」と思っていたので、舫を手繰りながら後方に艇を移動させ残っている付着物を落とします。
2021年7月11日 6時20分頃
付着物を取り終えたので補機を後進に入れ、出港。海上は濃霧包まれている。いつもと雰囲気が違うのでビビりながら出港。怖くてスピードを上げられない。
2021年7月11日 6時40分頃
メインセールを上げる。途中、リーフラインを通し忘れていることが判明。
万が一、天候が荒れ始めたら、リーフではなくセールを下すしかありません。
何より確認不足です。
ジブセールも出し、帆走開始です。
風が弱く、艇速が1.5~2.5kn位しか出ません。
そのせいか、カミングアバウト(タッキング)も旨く出来ません。
裏風が入ったと思ってジブセールを返しても、返したジブセールにまた裏風が入って風位を超えられません。
ジブセールを返すタイミングが早いのか、風がシフトした結果なのかわからず仕舞でした。
、 カミングアバウトを機帆走で行うこともしばしば(情けないことです)。
2021年7月11日 8時頃
メインセールを下から撮影してみました。よく「トップバテンをブームと平行に」と言われますが、そうなっているのでしょうか??
2021年7月11日 9時頃
若干、霧が晴れてきたようです。2021年7月11日 10時00分頃
ゆっくりゆっくり沖へ向かっている最中、妻がキャビンから出てきてデッキに座ろうとしました。 その時、足を滑らしキャプテンシートの角に腰を強打してしまいました。妻曰く「動けない。立ち上がれない」との事。
艇を反転し、メインセールを下しジブセールも巻取りします。
妻は尋常じゃない痛がり方。救急車の手配も頭の隅に考えていました。
機走で港に向かいます。
2021年7月11日 10時15分頃
「ブゥーーーーーーーウン…………」 突然補機が停止しました。『??何で??燃料は余裕あるはずだ??』
燃料タンクを確認しますが8割以上の残量があります。
燃料ポンプを握ると燃料が来ている感触があります。
一瞬『怪我人と一緒に漂流か?』と思いながらスターターを引くと始動しました。
座る位置が悪く、燃料ホースを潰していた感じです。
座る位置を変えた後は、補機が停止しなかったので、原因はパイプで間違いなさそうです。
2021年7月11日 10時45頃
3時間半の帆走を45分程度の機走で帰り、艇を舫います。時刻は干潮に重なり岸壁はかなり上のほうです。
妻は気力を振り絞って岸壁に登り車で待機します。
救急車の手配は取り敢えず止め、自宅付近で病院を探すことにしました。
2021年7月11日 11時20頃
朝、お世話になったA丸さん一行が帰ってきました。話をしている中で、「湾内は風は無いけど外に出ると南風が吹いていた」との事。
練習の為には湾内は機走で通過し、湾外で練習した方が良いのかもしれません。
2021年7月11日 11時30頃
途中カメラのケースが見つからず戸惑いましたがバッグに入っていました。手仕舞いを行い艇を降ります。
いつもは使わない高速道路の有料区間を使って最短時間で帰ります。
休日当番医を調べてそこに行きますが、湿布と痛み止め位しか出せないとの事で、救急受け入れ病院へ、そこでは内科医しか居ないとのこと。
病院で紹介された病院に連絡して受診。
途中、車椅子を使わないと移動出来ない状態となりましたが、医師の診断は「何とか歩ける状態なので骨折は無い。痛み止めを出します」と、『最初に行った病院と同じだ!』と内心思いましたが後の祭りで帰ることとしました。
2021年7月11日 16時30分頃
何とか家に着きました。妻は時間はかかりますが歩くことができ、自宅の寝室で安静。
当方も早めの夕食をとって……爆睡でした。
まとめ
前半は、全体的に風が弱く平穏なセーリングでした。ただし、艤装漏れがあり、満足できる内容とはとても言えません。
今回は結果オーライですが、場合によっては危ない状態になる可能性がありあました。
後半はばたばたでした。
後日の検査では、骨折/内臓破損はなさそうとの事で、胸を撫で下ろしています。
しかし、かなりの打撲だったようで、火曜日の時点でトイレ以外動けません。
早い回復を祈っております。
また、湾内は微風でも湾外はそれなりに吹いていたとの事。
少しづつ湾外へ出ることも頭に入れる必要が有りそうです(怖いけど)。
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