真風向風速計の作成(その21)2025年05月15日 19:38

ソフトウェアも
一部機能が未実装ですが、使える感じになって来ました。
外観は
下図の通りです。
作成したソフトの画面
概略の説明
画面
概略の説明
項目説明
①見掛けの風艇を基準にした風の情報を設定/表示する。
②艇の移動地面を基準とした艇の移動情報を設定/表示する。
③真の風地面を基準にした風の情報を表示する。
④偏差北極(地軸)と磁北極の差異を設定/表示する。
⑤羅針儀図見掛けの風向、艇の進行方向、真の風向、風位を表示する。
⑥計算ボタンタップすると入力されている見掛けの風と艇の移動から真の風を算出する。
⑦データ読み込みボタン保存したデータから羅針儀図を作成する(機能未実装)。
⑧データ保存ボタン算出したデータを保存する(機能未実装)。
⑨アプリ終了ボタン本アプリを終了する場合タップする。
①見かけの風関係の表示
画面
見掛けの風の説明
項目説明
①風向この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
②風速この行に風速関係の情報が表示/設定されます。
③絶対風向指定風向が絶対方位で入力するときチェックを入れます
④磁方位指定方位を磁方位で入力するときチェックを入れます。
⑤真方位指定方位を真方位で入力するときチェックを入れます。
⑥Knot指定風速をkn(ノット)単位で入力するときチェックを入れます。
⑦m/s指定風速をm/s(秒速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑧Km/h指定風速をKm/h(時速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑨自動入力指定WindMeter(WeatherFlow)を使用して見掛けの風を入力する場合にチェックを入れます。
②艇の移動関係の表示
画面
艇の移動に関する説明
項目説明
①移動方向この行に艇の対地移動方向(COG:Cource Of Ground)関係の表示/設定されます。
②移動速度この行に艇の対地移動速度(sOG:Speed Of Ground)関係の表示/設定されます。
③磁方位指定移動方向を磁方位で入力するときチェックを入れます。
④真方位指定移動方向を真方位で入力するときチェックを入れます。
⑤Knot指定移動速度をkn(ノット)単位で入力するときチェックを入れます。
⑥m/s指定移動速度をm/s(秒速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑦Km/h指定移動速度をKm/h(時速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑧対風速比風速に対する移動速度の割合を表示します。
⑨自動入力指定GPS(GNSS)を使用して艇の移動を入力する場合にチェックを入れます。
③真の風関係の表示
画面
真の風の説明
項目説明
①風向この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
②風速この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
③磁方位指定方位を磁方位で表示したい時チェックを入れます。
④真方位指定方位を真方位で表示したい時チェックを入れます。
⑤Knot指定風速をkn(ノット)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑥m/s指定風速をm/s(秒速)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑦Km/h指定風速をKm/h(時速)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑧自動演算指定真の風向を自動的に計算したい時チェックを入れます。
④磁北の偏差関係の表示
画面
磁北と真北の偏差
項目説明
①偏差値この行に偏差の値関係の表示/設定されます。
②演算関係計算方法関係の表示/設定されます。
③西偏指定偏差が西偏(磁北極が真の北極の西側)の場合チェックを入れます。
④東偏指定偏差が東偏(磁北極が真の北極の東側)の場合チェックを入れます。
⑤データファイル指定偏差を自動計算する為のデータ(IGRF)を指定するボタンです。
⑥自動演算指定偏差を自動的に計算する場合チェックを入れます。
⑦校正ボタンWeatherFlowの磁気センサを補正するボタンです。
⑤羅針儀図の表示
画面
羅針儀図の説明
項目説明
①見かけの風向見かけの風向を表示します。
②艇の移動方向艇の対地移動方向(COG)を表示します
(舳先の方位では無いので注意)。
③真の風向真の風向を表示します。
④帆走不能風位帆走不能風位(インアイアン:InIron)を表示します。
⑤スターボードクロースホールド右舷側から風を受け、これ以上風上側に行けない風位。
⑥ポートクロースホールド左舷側から風を受け、これ以上風上側に行けない風位。
⑦スターボードクロースリーチ右舷側から風を受け、風上側に帆走する風位。
⑧ポートクロースリーチ左舷側から風を受け、風上側に帆走する風位。
⑨スターボードアビーム右舷側から風を受け、風と直角に帆走する風位。
⑩ポートアビーム左舷側から風を受け、風と直角に帆走する風位。
⑪スターボードロードリーチ右舷側から風を受け、風下側に帆走する風位。
⑫ポートブロードリーチ左舷側から風を受け、風下側に帆走する風位。
⑬ランニング真後ろから風を受け,帆走する風位
⑭磁方位指定羅針儀図の北を磁方位として処理する場合チェックを入れます。
⑮真方位指定羅針儀図の北を真方位として処理する場合チェックを入れます。
⑯北上表示指定羅針儀図の上を北として表示する場合チェックを入れます。
⑰進行方向上指定羅針儀図の上を進行方向として表示する場合チェックを入れます。
画面の大きさの都合上、所々矛盾が有る配置になっています。
また風位は目安です。

海上交通は右側通行の為、右に避けにくいスターボードタック(右舷側から風を受けている)の艇がポートタック(左舷側から風を受けている)より優先されます。

ソフトウェアは出来ましたが
実際の艇上で動かしてみないと、使い物になるのかよく解りません。
良い動画が撮れたら公開するかもしれません..................

真風向風速計の作成(その7)2020年07月16日 19:05

自分の技量を把握する為に(その4)で作成したソフトウェアですが
自分の技量を把握する為に(その5)でも書いていますが使い難いです。
値をいちいち仮想キーボードから打ち込まなければなりません。
完成(?)したアプリケーション

もう少し楽に入力できないかを検討し、エディットテキスト(EditText)という方法からナンバーピッカー(NumberPicker)と言う入力方法に変更してみました。
通常画面の数値部分をタップ(パソコンでいう所のクリック)すると以下のような画面表示されます。

ナンバーピッカーを使った方位入力例
それぞれの数値の桁で値を上下させることで値を設定する方法です。
今までよりは、多少やりやすくなったかなと思います。

速度設定の場合は入力桁数を変えた表示を行います。

ナンバーピッカーを使った速度入力


通常画面も枠線を入れて多少見やすくしたつもりです。
枠線を入れた主画面

最終的には自動入力が理想ですが、機器間の相性が悪くできません(検討継続中…)。
今後も継続して作業を進めていきます。


2020/7/17 枠線を入れた主画面追加(アップロード漏れ)、タイトル誤り修正 2021/2/26 カテゴリ修正、誤記修正

真風向風速計の作成(その4)2020年05月07日 15:06


完成(?)したアプリケーション

使ってみました・・・・・・・・・・・・・・・・・
使いにくい。値を入れにくいです。

もう少し直感的に使えないか考えます。
また、バッテリーの持ちが悪いです。
出港して機走から帆走に移行、当方が落ち着いて使おうかと思ったら、ほとんど使わずじまいでバッテリー切れです。
艇内のバッテリーで充電しながら使うしかないようです。

面白くないですね。

何か手を考えます。

続く

真風向風速計の作成(その3)2019年12月22日 07:00

四苦八苦しながらですが、こんな感じにできました。


完成(?)したアプリケーション


画面表示が貧相なのは無視します(当方の知識&技術不足…)。
既に改良点を見つけました。

・相対風向を、船の舳先に対する角度で指定できるようにする。

これは、風向風速計によって、風向を絶対方位(磁方位や真方位)で出力するものと、相対方位(船の舳先を基準とした方位)で出力するものが有るからです。


艇の横滑り(Leeway:リーウェイ)分の誤差が出るはずですが対処方法がわかりません。
趣味の為の趣味で作ったソフトなので気にしない事とします。
屋外で試用してみます。

続く



真風向風速計の作成(その2)2019年12月14日 10:34

計算の仕方は解りました。

さて道具ですが…スマホは持っていませんがタブレット端末は持っています。一応C言語でのプログラミング経験が有ります。 やるっきゃないですね。ハードウェアは手持ちのタブレット端末(android)。ソフトを自作してみます。

風向風速計で艇上の風向(磁方位)風速が、タブレット内蔵のGPSで艇の移動方向(真方位)と速度は測れます。
常設の風向風速計は有りませんが、手持ち型なら持っています。( Speedtech Instruments WeatherHalk WindMate 200 :WEB PAGEを探しましたが見つけられません)

仕様はこんな感じでしょうか?
・入力
 ・相対風向 任意の値を設定でき、磁方位/真方位選択可能である事。
 ・相対風速 任意の値を設定でき、単位(kn/m/s/Km/h)を選択可能である事。
 ・艇の進行方向 任意の値を設定でき、磁方位/真方位選択可能である事。
 ・艇の進行速度 任意の値を設定でき、単位(kn/m/s/Km/h)を選択可能である事
 ・艇の進行方向と進行速度は内蔵のGPSのデータを使用できること。
 ・偏差(磁方位のずれ量)を設定できること。

・出力
 ・真風向 磁方位/真方位選択し表示可能である事。
 ・真風速 単位(kn/m/s/Km/h)を選択し表示可能である事

その 4に続く


23.Dec.2019 風向風速計のURL追加