動画公開(真風向風速計の作成)2025年05月23日 15:01

真風向風速計の作成の記事を
動画にしてYoutubeにアップロードしました。
興味のある方は参照してみてください。
動画の時間と内容は
下記の通りです。
動画時間内容
00:00オープニング
00:25タイトル
00:35表計算で計算方法検討
00:43アプリを作るが
00:55アプリを修正
01:09センサー発見
01:21矢羽根の完全自作を試みるが
01:28高価すぎて断念
01:35市販品(風向計)を購入して
01:45ばらして
02:23センサの取り付け方を検討
02:39設計して発注
02:50部品が届いて
03:01組立
03:42完成!
03:48艇への取り付け方を検討
03:57部材を購入し加工
04:17最後の仕上げ
04:38ソフトウェア
04:45起動
04:47GPS受信
05:00GPS測位データ自動入力
05:14偏差補正データ選択
05:22偏差自動演算
05:30風向風速センサ有効
05:39風向風速センサ自動入力
05:43風向センサ校正
05:54準備完了
05:54自動計算開始
06:25おしまい
動画
動作確認は
自宅前の農道を車で走ったので、風に関係なく走っています。
実際役に立つかは
艇での動作確認の後に判断します。

真風向風速計の作成(その21)2025年05月15日 19:38

ソフトウェアも
一部機能が未実装ですが、使える感じになって来ました。
外観は
下図の通りです。
作成したソフトの画面
概略の説明
画面
概略の説明
項目説明
①見掛けの風艇を基準にした風の情報を設定/表示する。
②艇の移動地面を基準とした艇の移動情報を設定/表示する。
③真の風地面を基準にした風の情報を表示する。
④偏差北極(地軸)と磁北極の差異を設定/表示する。
⑤羅針儀図見掛けの風向、艇の進行方向、真の風向、風位を表示する。
⑥計算ボタンタップすると入力されている見掛けの風と艇の移動から真の風を算出する。
⑦データ読み込みボタン保存したデータから羅針儀図を作成する(機能未実装)。
⑧データ保存ボタン算出したデータを保存する(機能未実装)。
⑨アプリ終了ボタン本アプリを終了する場合タップする。
①見かけの風関係の表示
画面
見掛けの風の説明
項目説明
①風向この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
②風速この行に風速関係の情報が表示/設定されます。
③絶対風向指定風向が絶対方位で入力するときチェックを入れます
④磁方位指定方位を磁方位で入力するときチェックを入れます。
⑤真方位指定方位を真方位で入力するときチェックを入れます。
⑥Knot指定風速をkn(ノット)単位で入力するときチェックを入れます。
⑦m/s指定風速をm/s(秒速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑧Km/h指定風速をKm/h(時速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑨自動入力指定WindMeter(WeatherFlow)を使用して見掛けの風を入力する場合にチェックを入れます。
②艇の移動関係の表示
画面
艇の移動に関する説明
項目説明
①移動方向この行に艇の対地移動方向(COG:Cource Of Ground)関係の表示/設定されます。
②移動速度この行に艇の対地移動速度(sOG:Speed Of Ground)関係の表示/設定されます。
③磁方位指定移動方向を磁方位で入力するときチェックを入れます。
④真方位指定移動方向を真方位で入力するときチェックを入れます。
⑤Knot指定移動速度をkn(ノット)単位で入力するときチェックを入れます。
⑥m/s指定移動速度をm/s(秒速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑦Km/h指定移動速度をKm/h(時速)単位で入力するときチェックを入れます。
⑧対風速比風速に対する移動速度の割合を表示します。
⑨自動入力指定GPS(GNSS)を使用して艇の移動を入力する場合にチェックを入れます。
③真の風関係の表示
画面
真の風の説明
項目説明
①風向この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
②風速この行に風向関係の情報が表示/設定されます。
③磁方位指定方位を磁方位で表示したい時チェックを入れます。
④真方位指定方位を真方位で表示したい時チェックを入れます。
⑤Knot指定風速をkn(ノット)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑥m/s指定風速をm/s(秒速)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑦Km/h指定風速をKm/h(時速)単位で表示したい時チェックを入れます。
⑧自動演算指定真の風向を自動的に計算したい時チェックを入れます。
④磁北の偏差関係の表示
画面
磁北と真北の偏差
項目説明
①偏差値この行に偏差の値関係の表示/設定されます。
②演算関係計算方法関係の表示/設定されます。
③西偏指定偏差が西偏(磁北極が真の北極の西側)の場合チェックを入れます。
④東偏指定偏差が東偏(磁北極が真の北極の東側)の場合チェックを入れます。
⑤データファイル指定偏差を自動計算する為のデータ(IGRF)を指定するボタンです。
⑥自動演算指定偏差を自動的に計算する場合チェックを入れます。
⑦校正ボタンWeatherFlowの磁気センサを補正するボタンです。
⑤羅針儀図の表示
画面
羅針儀図の説明
項目説明
①見かけの風向見かけの風向を表示します。
②艇の移動方向艇の対地移動方向(COG)を表示します
(舳先の方位では無いので注意)。
③真の風向真の風向を表示します。
④帆走不能風位帆走不能風位(インアイアン:InIron)を表示します。
⑤スターボードクロースホールド右舷側から風を受け、これ以上風上側に行けない風位。
⑥ポートクロースホールド左舷側から風を受け、これ以上風上側に行けない風位。
⑦スターボードクロースリーチ右舷側から風を受け、風上側に帆走する風位。
⑧ポートクロースリーチ左舷側から風を受け、風上側に帆走する風位。
⑨スターボードアビーム右舷側から風を受け、風と直角に帆走する風位。
⑩ポートアビーム左舷側から風を受け、風と直角に帆走する風位。
⑪スターボードロードリーチ右舷側から風を受け、風下側に帆走する風位。
⑫ポートブロードリーチ左舷側から風を受け、風下側に帆走する風位。
⑬ランニング真後ろから風を受け,帆走する風位
⑭磁方位指定羅針儀図の北を磁方位として処理する場合チェックを入れます。
⑮真方位指定羅針儀図の北を真方位として処理する場合チェックを入れます。
⑯北上表示指定羅針儀図の上を北として表示する場合チェックを入れます。
⑰進行方向上指定羅針儀図の上を進行方向として表示する場合チェックを入れます。
画面の大きさの都合上、所々矛盾が有る配置になっています。
また風位は目安です。

海上交通は右側通行の為、右に避けにくいスターボードタック(右舷側から風を受けている)の艇がポートタック(左舷側から風を受けている)より優先されます。

ソフトウェアは出来ましたが
実際の艇上で動かしてみないと、使い物になるのかよく解りません。
良い動画が撮れたら公開するかもしれません..................

真風向風速計の作成(その20)2025年05月11日 18:11

真風向風速計の作成(その20)

風速センサー(WeatherMeter)を取り付けるために
矢羽根の先端部分を一度取り外しています。

分解した矢羽根

塗装が剥げている部分がみっともないです(なおかつ錆びそうです)。
適当な塗料を
ホームセンターで探し、車用のタッチアップペイントを購入しました。
塗装に使用したタッチアップ

塗ったら
こんな感じ
塗装後の矢羽1
塗装後の矢羽2
塗料番号に"M"の字が有ったので、"艶消し(Matte:マット)"と思ったら
"金属的(Metalic:メタリックでした)"(ToT);;;

真風向風速計の作成(その19)2025年04月27日 11:42

風向風速を測定するには
なるべく高い位置にセンサーを設置する事が必要です。
WeatherMeterは
基本的に手持ちで使用する機器の様で、遠隔で電源を入れる事が出来ません。従って、マストに取付する事は出来ません(と言うか付けたくありません)。
でも少しでも高い位置に付けたく
物を眺めていると.........
真風向風速計の作成(その13)
基板と電線を取り除いた部分がぽっかり空いています。
基板を外した筒の内側

ここに
棒(またはパイプ)を入れ、その棒を艇に固定すれば良いと思いつきました。

当艇の艫(とも:船尾)には、トローリング用自在式ロッドホルダーが有るので、それを利用します。

風向計の
内径を測定すると24mm+α
早速、ステンレスパイプを物色しますが有りません(;o;)。

樹脂パイプも探しましたが適当なのが有りません(ToT)。

木の丸棒を探すと
有りました。\( 'ω')/長さは1820mm(1.82m)まずまずでしょう。

塗装前の棒

防腐塗料を塗って
塗装後の棒

取り付けてみます。
取り付けた図

コネクターを抜け防止のストッパーとして使えそうなので使います。

真風向風速計の作成(その18)2025年04月23日 12:45

ホームセンターを梯子して
ネジを買ってきました。
組立に使用するネジ他

意外とステンレスの1/4-20ネジって無い物ですね。
ネジを取り付けます
穴からネジを出すのに少し苦労しました。
センサー取付部完成

これより長いネジだと組み立てられなかったかもしれません。
矢羽根を取り付けます。
前回同様ちゃんと付けられました。
取り付けた矢羽根1

取り付けた矢羽根2
センサを取り付けます。
いよいよセンサを取り付けてみます。
センサーを取り付けたの図

頭が重くなったので少しぐらつきますが完成しました。
最後に
艇への取り付け方を考えましょう....