補機が最後まで下がらない(その4)2025年03月04日 18:42

時間が出来たので
艇に来ました。

CRC556、CRC666、耐水グリス、グリースガン、ウェス等々を持って乗艇。

CRC556で
摺動部を濡らしながらチルトを上下させます。
何回か上下させると「ゴクッ」と言う手ごたえと共に補機が最後まで下がりました。
良し!グリスアップだ!!
とグリスニップルを探しますが見当たりません。
よくよく見ると
グリスっぽい物が付いている穴を見つけました。
グリスの充填箇所っぽい穴(全景)

ドライバーで突いてみるとグリスが付いてきます。

ドライバーで突いたら

間違いなくグリスの充填箇所です。

グリスを避けると
雌ネジが切られています。
グリスを避けて雌ネジ確認

圧入できないのでグリスを少し指で取り穴を埋めて当日の作業はここまで。

念の為Facebookで
「チルト部分のメンテナンスをしようと船外機(FT8D)を見ると、グリスの充填用の穴は有りましたがグリスニップルが無くグリスアップ出来ませんでした。通常は付いている物でしょうか?それともグリスアップ時のみ取り付けるのでしょうか?穴にネジが切ってあったので、ニップルを買って見ます。注意点等あれば教えてください。」
と聞いてみると

S様より
「最初から付いてないですね。汎用の物を取り付けるか、狭所ノズルで押し込むかですね。」
との有難いお言葉。

狭所ノズルを
検索するとそれなりの長さが有り、当艇では作業し難い感じがしたので、ニップルを購入する事にします。

真風向風速計の作成(その12)2025年03月28日 12:01

前回から
大分時間が経ちましたが作業を再開しました。
どうやって軸を止めているのか
が知りたく物を舐め回してみると....
風向計の底面の蓋

蓋(ゴム板と思われる)を見つけました。
(自己責任で)
マイナスドライバーを刺し、こじって分解してみます。
蓋を開けたところ

何か一杯線が入っています。この他にも基板が入っていましたが写真は取り外した後です。
ここからは軸の固定方法はわかりませんでした。
再度
物を舐め回してみると....
軸を止めていると思われるネジ

軸を止めていると思われる螺子を見つけました。
六角レンチで
螺子を緩めると....
外したネジ

螺子が外れました。
思い切って上部を持ち上げると
外した軸


外した本体

に分かれました。
矢羽を外せないか
取り外した軸を眺めていると、矢羽は2本の螺子で止まっているだけでした。
矢羽を止めている螺子をはずすと
外した矢羽根

無事矢羽をはずことができました。
これで
軸の外し方と矢羽の外し方がわかりました。
後は
風向風速計の取り付け方の検討です。